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論文情報


データ種別:研究紀要論文

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メタデータID 8132
タイトル 医療制度改革の方向と試案
タイトル(その他) The Direction of the Medical System Reform and A Tentative Plan
著者 義之, 清規
著者(ヨミ) ギシ, キヨノリ
著者(その他) Gishi, Kiyonori
刊行物名 同志社政策科学研究
Doshisha University policy & management review
2
開始ページ 93
終了ページ 110
刊行年月日 2000-12-20
内容記述 研究ノート
高齢化社会の進行過程で「国民医療費」は増勢の一途をたどると考えられる。現状の多くの議論は医療費そのものの多寡と立ち行かなくなった財政上の問題をベースに検討される場合が多い。現在の国民皆保険制度のもとでは需要者にも供給者にも、無駄・過剰を排除しようとするインセンティブは生まれない。本稿では最も基本的な部分である医療サービス財の内生的特徴と外生的特徴を考慮し、2 世代2 財モデルで理論的に検討すると、高齢化社会では1 人当たりの最適医療費は増勢する性質を持っているので、医療費の高騰は必然的な帰結であることを指摘する。しかし、希少な資源の効率的配分の視点からは、何を基準に多いか少ないかを明らかにしなければならない。人々が複数の財に対し、より望ましく効率的な状態の組み合わせを求め、より高い効用を得ようとするとき、社会的厚生は増加している。しかし、我々に与えられた資源は希少なものであり、他の財を犠牲にしても医療財により多くを配分するとき、非効率という問題を生じさせる。多様な財を選好する限りは、最適な組み合わせは一律に論じられない難しさがある。国民医療費の増勢はそのような視点から、誰が考えても無駄・過剰があるとき、まずそれを生じさせている問題を取り除き、現状の枠組みから新しい制度の構築、改革がなされなければならない。本稿では、先学の多くの研究を踏まえ、包括的に医療サービスの実態を捉え、医療制度改革の試案を提供しようとするものである。
本文言語 Japanese (日本語)
カテゴリ 同志社政策科学研究
掲載刊行物所蔵情報へのリンク https://doors.doshisha.ac.jp/opac/opac_link/bibid/SB00953026/?lang=0