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Doshisha University Academic Repository

Japanese

Number of Access this item:1252019-09-18 08:30 Counts

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Item Information


Data type:Rare materials collection

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Metadata ID 22543
Title 藩論
Transcription title ハンロン
Creator 不明
Date 1868-12
Abstract 半紙16枚の木版本。表紙に、「明治紀元十二月」、「弐百部減滅版」とあり、刊行時期が明治元年(1868)、木版摺りが200部であったことを伺わせる。住谷悦治氏の尽力により近代日本政治史・労働運動の研究者であった絲屋寿雄氏旧蔵資料を古書店を通じて購入した中の1冊で、人文科学研究所に絲屋文庫の貴重な1冊として所蔵している。著者は、「春雄堂主人」であるが、誰かについては、これまで諸説があり確定していない。しかし、慶応3年(1867)11月に暗殺された坂本龍馬を中心に構想され、龍馬の側にいた長岡謙吉が明治になって執筆したとする見解が有力である。内容は、成立したばかりの明治政府のもとでの藩政のありかたの提言で、藩主と藩士の契約、藩士の家格や世襲の家禄制度や藩士の身分制度を廃止し、藩士の「入札」(投票)によって藩政の議政機関である議員を2段階の選挙法で選出するなど、当時において斬新かつ大胆な見解が提示されている。また、「夫レ天下国家ノ事、治ムルニ於テハ民コノ柄ヲト執ルモ可ナリ、乱スニ於テハシソン至尊之ヲ為スモ不可ナリ、故ニ天下ヲ治メ国家ヲヲサ埋ムルノ権ハ唯人心ノ向フ処ニ帰スヘシ、藩内封土ヲ治ムルモ亦之ニタ他ナラス」という有名な一文、すなわち国の政治を乱す場合は天皇による政治を否定し、国家統治の権は人心の意向であるとしている点も注目される。なお、表紙には「藩論 巻一」とあるが、「巻二」(後巻)は現存せず、刊行されなかったのではないかと見られている。
Comment 3,7,6丁 ; 24cm
表紙に「明治紀元十二月」, 「貮百部限滅版」とあり
藩論小引: 春雄堂主人誌
和装, 袋綴
Subject 坂本龍馬
長岡謙吉
デモクラシー
憲政思想
立憲政治思想
議会政治思想
NDC subject 322.15
Language Japanese (日本語)
Category Institute for the Study of Humanities and Social Sciences
Link to related bibliography https://doors.doshisha.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB13030729/?lang=1